オミクロン株の命名と認定について
オミクロン株の命名と認定について
新型コロナウイルス変異株の命名組織の一つであるPango(パンゴ)委員会が命名と定義をしました。
2021年
11/24: B.1.1系統株を「B.1.1.529」と命名しました。
11/26:WHOはこのB.1.1.529を「オミクロン」と命名しました。
12/7: B.1.1 .529の亜型「BA.1」・「BA.2」が定義されました。
*BA2はB.1.1.529.2、BA.5はB.1.1.529.5から再附番された名称です。
12/9:オミクロン遺伝子に共通する先祖株を「B.1.1.529系統」と定義し、その子孫の「オミクロン」を 「BA.1」、それ以外を「BA.2」と再定義されました。
12/14:さらにBA.1やBA.2以外を「BA.3」と定義されました。
12/16: 「B.1.1.529」と全てのBA系統(BA.1、BA.2、BA.3)を含めて「オミクロン」と定義されました。
2022年
1/8:亜系統の「B.1.1」も「オミクロン」と定義されました。
9/18:「 BJ.1/BM.1.1.1 組換え株」を「XBB」と定義されました。
これにより、世界で流行する新型コロナウイルスの99%以上が「オミクロン」となりました。
オミクロンには様々な亜型が存在し、出現と消滅を繰り返しながら現在も流行を続けています。