若返りNMNとは？アンチエイジング効果
NMNは、ビタミンB3の中に含まれる成分で、正式名称は「ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド」です。

NMNは、人間や他の生物に存在し体内で生成されますが、年齢とともに減少し、体調の変化（代謝機能低下や骨密度が低下、眼機能が低下などの老化現象）がおこります。
NMNを摂取することによる若返り効果（抗老化効果）が研究によって発見されました。次世代のアンチエイジング療法です。

NMNを摂取すると細胞内に取り込まれ、NADに変換されます。
NADは、細胞内のミトコンドリアでエネルギー（ATP）を作る際に不可欠です。

また、NADは、老化や寿命を制御する「サーチュイン遺伝子」を活性化させます。
生物の老化や寿命を制御しているサーチュイン遺伝子は「長寿遺伝子」と言われ、哺乳類がもつ7種類のサーチュイン遺伝子をNADがすべて活性化させます。

NADは、サーチュイン遺伝子を活性化させるために不可欠ですが、NADは経口摂取できないため、「NMN」の摂取が有効なのです。

NMNについての研究結果では、生後22カ月のマウス（人間で60歳）に、NMNを1週間投与すると、生後6カ月のマウス（人間で20歳）に相当する筋肉になりました。

NMN投与から短期間で、40歳の若返りをしたことになります。

他の論文では、高齢者による経口摂取において老化現象や歩行速度においての有意性や

握力改善傾向、筋力の改善傾向、身体能力の低下の予防、眠気の予防軽減倦怠感の改善効果などが報告されています。

NMNは食品からも摂取可能ですが、厚生労働省が推奨する摂取量である「1日250mg」を満たすには、アボカドやトマトは600個、ブロッコリー4,000個の摂取が必要です。

当院ではサプリメントNMNを取り扱っています。
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