「糖尿病」の名称が1-2年後に変わる可能性
「糖尿病」 の名称変更が検討されています。 今後1~2年で新たらしい病名になるようです。
これまでも、高脂血症が「脂質異常症」に、痴呆症が 「認知症」 に、 精神分裂病が 「統合失調症」 に変更されてきました。
糖尿病という名称について、患者様にアンケートしたデーター(2021年11月8日~22年9月30日糖尿病協会のインターネット調査実施)によりますと、およそ90%の方が病名に不快感や抵抗感を持っておられます。また80%の方々が疾病を正確に表す病名への変更を希望されています。
糖尿病というワードの「尿」に対して負のイメージをもたれる方が多く、周囲からの「生活習慣が悪い」 「だらしない」 などの偏見を心配されて、家族や友人に糖尿病のことを言われない傾向にあります。
糖尿病は遺伝的要因で発症することもあります。食生活や生活習慣だけが要因でないため、「糖尿病」 のワードがもつ負のイメージに患者様は心を痛めておられました。