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新型コロナワクチンの接種

新型コロナワクチン
現在接種が始まっているファイザー製薬の新型コロナワクチンは、mRNAワクチンです。
mRNAに新型コロナウイルスのスパイク糖タンパクの情報が入っています。
ワクチンを筋肉注射すると体内でスパイク糖タンパクが作られます。
このスパイク糖タンパクに対して抗体やT細胞が出来て免疫が備わります。
mRNAは自然分解されるため、mRNAを接種することで体内の遺伝子情報が変化したり、情報が長期に残ったり、精子や卵子に遺伝情報が組み込まれることはないと報告されています。

新型コロナワクチン接種は、国・地方自治体の事業の一環ですので公費です。
16歳以上で接種を希望された方は無料です。

妊婦さんや妊娠の可能性がある方、授乳中の方は、ワクチン接種の有益性が危険性を上回ると判断された場合に接種できます。

2回接種が必要です。1回目と2回目の間は3週間あけますが、3週間を超えた場合は、可能な限り速やかに2回目接種をすればよいです。

2回目の接種後7日間程度で十分な免疫が獲得でき、約95%の発症予防効果があると報告されています。

アレルギーや副反応について接種前に充分考えておくことが大切です。

医薬品・食物・化粧品にアレルギー反応がある方・アレルギー疾患がある方は、接種に際して慎重な観察が必要ですので接種後30分間は施設内にいるようにしてください。
注射針や痛みに対して不安がある方も医師に相談してください。
主な副反応は、頭痛、関節や筋肉の痛み、注射した部分の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。 まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。
また、mRNAワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります。
接種後の健康被害について、重篤なアナフィラキシーショック、脳出血、血栓症などの発症情報が報告されています。

ワクチン接種は積極的に推進されていますが、義務ではありません。
接種前に、接種後に生じる副反応などのリスクを自身で考えておくことが大切です。
医師も予診票、お薬手帳を確認し、当日の状態によって接種の可否を判断いたします。
万が一、接種により健康被害が生じた場合は、国による健康被害救済制度を受けることが出来ます。