令和7年度 熊本県介護保険主治医研修会、フレイル CHS基準
2/2(月)診療後に令和7年度 熊本県介護保険主治医研修会に参加しました。
19時~21時過ぎまで行政の方々や介護で仕事をされる社会福祉の講師、作業療法士の講師などの解説や熱い質疑応答がありました。
行政からは、主治医意見書の記載について変更点やポイントを解説していただきました。
また、地域包括ケアシステムの推進と医療介護福祉の連携を進めるため、
社会福祉の講師と作業療法士の講師が
「地域包括支援センターの役割や主治医の役割」「地域包括ケアシステムの推進と医療機関の役割」など解説されました。
介護情報をアナログから電子共有できる「介護情報基盤」の構築の話や、
既に人口減少が始まり高齢化が進む中、将来、介護従事者の減少が招く深刻な事態になるため「地域で暮らすための支援の包括化や地域連携とネットワーク作りが重要である」話などが盛り込まれていました。
行政と医療機関・介護期間・地域住民など、様々な垣根を超えた多職種の連携が不可欠であることを実感しました。
介護状態にならないことが大切です。
介護状態(要介護・要支援)になりそうなときに、体力測定をすることで、フレイルチェックができます。
高齢者の身体的な虚弱(フレイル)を判定するための国際的な指標「Cardiovascular Health Study (CHS) 基準」で、日本版CHS基準)」が、フレイルのスクリーニングに用いられています。
◎CHS基準(フレイルチェック)の5項目
身体的フレイルの評価として、以下の5項目を用いて判定します。
・体重減少:意図しない体重減少がある (半年で2〜3kg以上など)
・筋力低下:握力が低下している (男性28kg未満、女性18kg未満など)
・疲労感:わけもなく疲れたような感じがする
・歩行速度:歩く速度が遅くなった (通常歩行速度が1.0m/秒未満など)
・身体活動:身体活動量が減った (軽い運動をしていない、歩かない)
◎判定方法(J-CHS基準)
0項目 :ロバスト(健常)
1〜2項目:プレフレイル(虚弱の初期段階)
3項目以上:フレイル(虚弱状態)