熊本県医療従事者等向け研修会に参加
1/24(土)は診療後、熊本県医療従事者等向け研修会に参加しました。
熊本県健康危機管理課の主催で開催されました。
熊大病院の感染制御部・感染免疫診療部 准教授 中田浩智先生が
新興感染症に平時から備えておくべき医療現場での準備について講義されました。
鎮静化していた病原体(結核やデング熱・マラリア・狂犬病・コレラ・麻疹など)は再興感染症と呼ばれますが、
新しい病原体による感染症(新型コロナ感染症やSARS・HIV感染症・鳥インフルエンザ感染症など)は新興感染症と言います。
新型インフルエンザや新型コロナなどのパンデミックを起こす感染症は数年~数十年に1度起こりますし、
抗生剤が効かなくなるAMR感染症は、次第に増えておりサイレントパンデミックになりつつあります。
また、国内では未発生のエボラ出血熱やマールブルク病は国内発症を未然に防がなければなりません。
どの感染症も拡大すれば怖いのですが、
どのような感染症に対しても「標準予防策」が基本となりますので、常に医療施設では徹底することが大切です。
標準予防策は、手指衛生・個人用防護具(PPE)・咳エチケット・廃棄物の取り扱い・汚染器材の管理など様々な項目があります。
当院でも職員の手指衛生・マスク着用・施設衛生・換気・患者様毎の経路別感染対策をしています。
また感染症についての情報は信頼できる情報源を知っておくことが大切です。
国内では、特殊法人国立健康危機管理研究機構(JIHS)が世界トップレベルの感染症対策をされています。
JIHSは、2025年4月に、国立感染症研究所(感染研)と国立国際医療研究センターが統合してできた感染症総合サイエンスセンターです。