骨粗鬆症と骨折リスク評価
12/7(日)は日医かかりつけ医機能研修会に参加しました。
井上 大輔 先生が骨粗鬆症について解説されました。
骨粗鬆症の診断は骨密度検査だけでなく、骨軟化症など骨代謝異常の除外が必要です。
血液のスクリーニング検査では、アルブミン(Alb)・カルシウム(Ca)・リン(P)・クレアチニン(Cr)・アルカリフォスファターゼ(ALP)、PTH、骨代謝マーカーなどを調べます。
ネットで
FRAXによる骨折リスク評価を調べることができます。
FRAXはWHO(世界保健機関)が2008年2月に発表した骨折リスク評価法です。
これは40歳以上の方が対象で、11個の質問に回答すると、
今後10年以内に骨折する確率(%)が計算できます。
年齢(40歳から90歳まで) 年
性別 女・男
体重 kg
身長 cm
以前の骨折 あり なし
親の股関節骨折 あり なし
現在喫煙中 あり なし
グルココルチコイド服用 あり なし
関節リウマチの発症 あり なし
続発性骨粗鬆症の発症 あり なし
アルコール 1日3単位以上 飲む 飲まない
大腿骨頸部BMD(骨密度) (g/cm 2)
(ただし、骨密度検査をしていないときは空欄)