慢性腎臓病(CKD)
12/7(日)は日医かかりつけ医機能研修会に参加しました。
成田一衛先生が慢性腎臓病(CKD)疾患について解説されました。
GFR(糸球体ろ過率)を血液検査で調べることができます。
腎臓内の糸球体でろ過される体液は、150L/日(100cc/分)ですが、
尿はろ過の1%に当たる1.5L/日(1cc/分)です。
99%は再吸収されて血液内に戻ります。
これを血液検査で推定するeGFRで腎機能を知ることができます。
eGFRは60以上が正常です。
ステージでは、eGFRが90以上をG1、60~89をG2と言います。
59以下は慢性腎臓病(CKD)の可能性があります。
15ずつ低下する毎に、ステージはG3a G3b G4 G5となります。
G5は末期腎不全です。
eGFRが60以下のステージG3aから医療機関での精査が必要です。