News & Blog
お知らせ・ブログ
News
お知らせ

カンピロバクター食中毒

カンピロバクターは、近年食中毒発生件数で多く占める食中毒の菌です。
カンピロバクターは、鶏、牛、豚などの家畜や、犬、猫などの動物の腸管にいる菌ですが、
鶏肉などの肉類が原因となることが多いようです。
鶏の刺し身、タタキ、湯引きなど、生鶏肉や加熱不十分な鶏肉を食べることで、カンピロバクター食中毒になることがあるので注意が必要です。

鶏の食肉処理の過程で食肉の表面にカンピロバクターが付着すると、生の鶏肉からも高い確率で検出されます。

少量の菌数でも発症するため鶏肉の鮮度とは関係なく食中毒を起こします。

また、手や調理器具にカンピロバクターが付着することで二次汚染を引き起こし、サラダや加熱済みの食品でも食中毒を起こすことがありますので、

ご家庭で生の鶏肉を調理するときは注意が必要です。

腹痛、下痢、血便、発熱、頭痛などの症状が出ます。
幼児、高齢者、免疫力の弱い人では、重症化することがあります。

カンピロバクターは熱に弱いため、肉の中心部まで十分に加熱調理すれば感染リスクは下がります。

下痢や腹痛、発熱などの症状が重い場合や症状が続く場合は、クリニックを受診してください。