News & Blog
お知らせ・ブログ
News
お知らせ

7/1からRSウイルスワクチン接種を始めます

7/1からRSウイルスワクチン接種を始めます
60歳以上の方に接種できるRSウイルスワクチンが、当院でも2024年7月から接種できるようになりました。

1回の接種で2~3年効果が持続すると言われています。

・接種対象者:60歳以上の成人
(特に推奨する対象者(COPD,・肺気腫,・喘息・心不全・心筋梗塞後・免疫能低下)

・接種回数 :1回接種 、筋肉注射

不活化ワクチンなので、他のワクチン(新型コロナワクチンだけ除く)とは、接種間隔をあけずに接種することができます 。

RSウイルス感染症は、現在、抗ウイルス薬はありません。

RSウイルスの感染によって発熱、咳、鼻水などの症状が出現し、69%の乳児が1歳までに感染し、生涯にわたって何度も感染、発症を繰り返す病気です。

4~5日の潜伏期間の後、鼻水、咳などの症状が続き、健康な成人の多くは軽症で回復します。

しかし、高齢者の方や、基礎疾患(肺気腫、COPD、喘息心疾患、糖尿病)がある方、免疫機能が低下している方は、

重症化リスクが高く、肺炎を引き起こします。

日本では60歳以上の成人がRSウイルス感染症によって、

毎年63,000人の入院と4,500人の院内死亡になることが推定されています。

RSワクチン接種により、RSウイルス感染を発症する確率が約1/4~1/5になり、
RSウイルス感染による入院や重症化を約1/5に抑えると報告されています。

RSウイルスワクチン接種を希望される方は、事前に電話予約をお願いします。