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熱中症警戒アラート/熱中症特別警戒アラート/暑さ指数(WBGT)

「熱中症警戒アラート」
環境省と気象庁は、平成18年から暑さ指数(WBGT)を用いて「熱中症警戒アラート」を出しています。

危険な暑さが予想される時に、熱中症の警戒を呼びかける指標です。
県内の観測地点のうち1か所でも暑さ指数(WBGT)が33以上になったとき、1日2回(AM5時頃と17時頃)発表されます。

「熱中症特別警戒アラート」
令和6年4月から「熱中症特別警戒アラート」の運用が始まりました。
熊本県内すべての観測地点で暑さ指数(WBGT)が35以上となった時に発表されます。

「熱中症警戒アラート」には、日常生活の注意事項と運動指針(熱中症予防運動指針)が記載されています。

指数(WBGT)が28℃以上で全ての生活活動で熱中症がおこる危険があるとされています。

運動する場合には、暑さ指数(WBGT)に基づいて、警戒と中止の判断が必要になります。
暑さ指数(WBGT)=28~31℃(未満)では、激しい運動や持久走などさけ、10~20分毎の休憩・水分補給・塩分補給が必要です。

暑さに弱い人は運動中止とされます。

暑さ指数(WBGT)=31℃以上では、原則・運動中止tとなります。(特別な場合を除き運動は中止)
学校での運動は管理者の判断と責任が要求されます。

暑さ指数(WBGT)=31~33℃未満
熱中症時に救急対応が可能であること、救護所やクーリングできる部屋が備わっているうえで、運動をすべきかを責任者が判断し許可をする必要があります。
運動中も暑さ指数(WBGT)測定し、運動中に暑さ指数(WBGT)が33℃以上になったら、運動を中止しなければなりません。

「暑さ指数(WBGT)」
Wet Bulb Globe Temperature(湿球黒球温度)の略称です。
気温 湿度 輻射熱の3つの要素を含む温度の指標です。
3種類に測定値(乾球温度、湿球温度、黒球温度、)をもとに算出されます。
乾球温度計、湿球温度計、黒球温度計で計測されます。
暑さ指数(WBGT)の算出式(単位は℃)
(屋外)WBGT =0.7 × 湿球温度 + 0.2 × 黒球温度 + 0.1 × 乾球温度
(屋内)WBGT =0.7 × 湿球温度 + 0.3 × 黒球温度

冷房が効いた公共施設などが「クーリングシェルター」として指定されます。
いずれも地域の公民館やコミュニティーセンターなどです。